風に舞いあがるビニールシート
森絵都の短編集なんやけど、表題作は直木賞作品らしい。
「風に舞いあがるビニールシート」という表現は、世界中で苦しんでいる難民の事を指していて、彼らの命はビニールシートのように、ちょっと風が吹けば飛ばされてしまう頼りない状態なんだということを言っている。
主人公の彼氏は、この舞い上がるビニールシートを両手を伸ばして一生懸命捕まえようとするが、手は2本しかなく、次々と舞い上がるビニールシートを全て押さえることは到底できない。
主人公は彼と結婚するが、一緒に過ごすのは年に数日、それに耐えきれなくなって彼女は言う。
「私とボランティアどっちを取るの?」と。
当然彼は言う。
「君は日本に一人置いておいても飛ばされることはない。でも、彼らはどんどん風に飛ばされてしまうんだ」
なんというか、つくづく日本は平和やと言うことを再認識するのと、利他の心ということについて考えさせられる。
日々自分達は、なんとつまらないことに一生懸命になって、自己の利益ばかりを追求してるんだなと知る。
でも、だからと言って明日からアフガニスタンで難民を救うぞとは簡単には思えないのが普通の人やろうけどね。
◎昨晩のレシピ
・お好み焼き(外食)
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コメント
へー、そうやったのね。
ごんちゃん知ってるねぇ、色々。(^_^)
あたし・・・ホラーはあんまし好きでない。(^^;;)
投稿: ann | 2009年6月30日 (火) 08時00分
確か同題でNHKでドラマしてたと思います。最近古い映画で“サイコ”というのを観て怖すぎて後悔してます(^^;)
投稿: ごん | 2009年6月29日 (月) 21時29分